二人目出産「トーラック(ブイバック)・予定帝王切開」どうするか~失敗・成功…決断~ Part2

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次の健診の時、主人もお休みの日は土曜日なので娘と三人で行きました。
たまたまか病院がそうしてくれたのか、手術してくれた先生が対応してくれました。

「前回のお産は ぶんべんせんえん (分娩遷延とのちに分かる)ですね。」

ぶんべんせんえん(分娩遷延)。。。ってなんだ?
とぐるぐる考えていたら主人が「それってなんですか」と聞いてくれました。

「おそらく児頭骨盤不均衡でお産がそれ以上進まなかったので帝王切開に切り替えたということです。」

という話でした。おそらくというのはその時の状況からそう考えられるということのようです。
昔は予めレントゲンを撮って確認したようですが今はしないことも多いようでした。
赤ちゃんは自分で頭を細めて出てくるものだからその時合わなくても大丈夫なことが多いということのようです。

「今回のお産でも児頭骨盤不均衡になる可能性はある」と言われたあと
「どちらを選んでもいいと思いますよ。」と先生は言っていました。

主人が先生に、
「先生の奥さんだったらどっちにしますか?」と聞いたら、
「帝王切開ですね。」と即答されましたが。。。

と、まぁそうだよね。
産婦人科医の方のブログを見てもリスクが高いから勧めない方ばかりだったのでね。

それだけ、帝王切開の安全性の方が高いと言われているので仕方ないと思いますが。

と、まぁここで初めて児頭骨盤不均衡と言うことがわかったわけです。
結局その場では決められなかったので一旦帰宅することにしました。次回の健診までには決めないといけないタイムリミット。。

主人は石橋を叩いて叩いて、メリットとデメリットを比較して結論を出すタイプなので、聞かなくても帝王切開派なことはわかっていました。
そして私の母も、どちらを選んでも私達夫婦の決断を応援してくれるとは思いますが、私のことを思うと心配できっと帝王切開に。という気持ちがあったと思います。
そして二人とも、私の決めたことを尊重してくれることもわかっていました。

私はやっぱり迷っていました。どちらも選択できずただ迷っていました。
情報が溢れすぎていて、
自然分娩した方からすると帝王切開って楽して産んでるみたいな意見とか、
心無いことを言われた方がたくさんいて(幸い私は被害はありませんが)、
やっぱり痛みに耐えて出産するのは素晴らしいみたいな風潮があるのも現実。

その間に挟まって、チャレンジしないことへの罪悪感みたいなものや自然分娩の呪縛にとらわれていたのかもしれません。とっても複雑な気持ちでした。

児頭骨盤不均衡について帰宅後調べ始めました。
文字通り、赤ちゃんの頭と骨盤の大きさが合わずお産が進まない難産の一種だそうです。
疑われる場合の一つに母の身長が150cm以下があり、しっかり該当。

大学病院が出している論文?を読んだりもしました。
内容半分くらいしかわからないのもありましたが(笑)
その中で、東北地方の病院でトーラックへの条件に一人目が児頭骨盤不均衡ではないことを掲げている病院があり、
自分はトーラックを検討する妊婦の中でもリスクが高いことを認識しました。

色々と調べていく中で、今は無痛分娩や和痛分娩もある中で、
自然分娩も帝王切開も痛みに耐えて産むっていうのはどちらもすごいことではないかなと思うことができました。体を張って頑張るんだもんね。でもどんな出産方法であれ、みんな
赤ちゃんと自分の体のことを考えて最善の選択をしようとしてるんですよね。
もちろん無痛分娩も和痛分娩も批判する気はありませんよ!医学の進歩だし、それに伴うリスクを検討して選択した立派な出産方法ですからね。

こんなことを考えているときに1ヶ月健診の時に会った私のように救急搬送されて緊急帝王切開で産みんだ方のおばあちゃまの話を思い出しました。
「なんでもっと早くこっちに搬送して帝王切開してくれなかったのか…。
出産後、子どもだけ別の専門病院に救急搬送され、入院中は搾乳して
パパさんが車で30分ほどの赤ちゃんが入院している病院に届けていた」と。
世の中には自然分娩が一番尊いようなことを言う人も居ますが、無事に自然分娩で産まれた結果があって言えること。
やっぱり出産って命がけ、子どもの誕生ってすごいことだなと思えてきました。

私はどうしたいか。
上の子のカワイイ姿をもっともっと見ていたいし、出産入院中の数日間ですら夫一人にまかせるのは不安な状況で、
母の私が無事に帰ってくることは本当に本当に大事なことだなと感じてきました。
そして赤ちゃんに危険が及ばない、より無事に産まれる方法を選択したいと思いました。
トーラックと帝王切開のリスクを考えて、私は予定帝王切開を選ぼうと思いました。
自然分娩だけが素晴らしいわけでもない。やっぱり元気に生まれて・母子ともに健康なことが素晴らしいんだもんね!
正解なんてないから、家族みんなが毎日笑って暮らせる選択をしたいと思います。

もちろんトーラックに踏み切ろうか迷ってる方ももちろん応援します!

上の子のお世話で下の子の時は無理もしがち、こんな風にお腹の子どものために悩める時間も大事なことですね。



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