一人目の育児もようやく落ち着いてきたころ、私も主人もいい年齢だからそろそろ二人目の検討を始めました。
今回は上の子もいるので、できれば私の母のヘルプはお願いしたかったので冬頃に出産出来たらな~なんて思っていました。
その後、コウノトリが運んできてくれて、2人目を妊娠することができました。
一人目を出産した病院は家から近い総合病院。健診の予約をしていても2時間待ちはよくあったので、今回は妊娠中期頃まで仕事帰りに行ける個人クリニックに通いました。 出産病院に確認したら20週前後までなら別のところに通っても大丈夫だったのも助かりました。 個人クリニックはちょっと遠いけど、4Dも無料で先生も優しくてまだまだ通っていたいくらい良かったです。 23週くらいまで通わせてもらいました。
さて個人クリニックから総合病院へ通い始めて、初めての診察の時に分娩方法を確認されました。 もともと一人目が帝王切開だと二人目以降も帝王切開だと思っていたので、ちょっと驚きました。
「予定帝王切開か自然分娩のどちらを希望しますか?」
その時に医師からトーラックの説明を受けました。 トーラックは一人目を帝王切開で産んだ人が二人目は自然分娩にトライすることです。
一番のリスクは子宮破裂の発生率が帝王切開に比べてあがること。 そして子宮破裂は予期できないこと。 そのため必ず親族(夫)は院内で待機の必要があることなどリスクと産後の回復が早いことなどメリットを話してくれました。
予定はありませんが、帝王切開だと二人までしか産めないのかと聞いてみると、一概には言えないそうです。 癒着がひどくなければ三人以上産む人もいると言っていました。 癒着の度合いは切ってみないとわからないそうです。そういう意味では自然分娩でのリスクでもあるみたいでした。
私としてはコウノドリの安めぐみさんの回のやつだ。。。と思いました。 あれを見たときに、そんな風に思う人がいるんだとかなりショックを受けたのを覚えています。 その日は主人と相談するように言われ、書類をもらって帰宅しました。 主人は私の意志を尊重する と。私は決められずずっと悩んでいました。
次の健診は助産師外来の回でした。 そこでもまた分娩方法を確認されました。 まだ決められてないことを話しました。 この時、私は自分の力で産みたいという気持ちも少し湧いていました。 でも、もし子宮破裂したらどうしよう、前回のお産と同じ状況になったら辛いな。。。 前回は子宮口6cmで分娩停止し、あっという間に帝王切開だったので手術自体に怖いという気持ちはなかったけど、予定帝王切開だと手術も怖いな。。。 産後も辛いんだよな。上の子がいて大丈夫かな。とそれぞれのリスクを天秤に乗せていた感じです。
助産師さんには、35週までには決まってないと準備があるのでと言われ時間もあまりありませんでした。 この時に、 前回なんで緊急帝王切開になったか教えてもらうことはできないかと聞きました。これは今回聞こうと決めていたのです。
前回は痛みのあまり説明もうろ覚え、主人も無事に産まれてくれればという一心だったと思います。 私達に尋ねる余裕もなく、産まれてからは痛みと授乳の疲れでそれどころではありませんでした。 助産師さんも理解してくれて2週間後の健診の時に医師から説明をしてもらうことになりました。
帰宅してからは時間がある時にトーラックのことやトーラック成功(VBAC)について調べたり、その方のブログを見たりしてモヤモヤと過ごしていました。 でもやっぱり決定打にはならなかったのが正直なところです。